2014.06.19
平成26年6月16日(月)に基礎看護学実習Ⅰ(その1)のまとめの会が開催されました。
基礎看護学実習Ⅰ(その1)の様子はこちら
当校の職員以外に臨床から12名の実習指導者が参加しました。基礎実習Ⅰ(その1)まとめの会に臨床の指導者が来て、学生の実習時の関わりやディスカッション内容について意見をくれるのは附属ならではの教育システムだと自負しています。
このまとめの会では、各グループの発表と質疑応答が行われました。
1年生はまだ授業に関しては、解剖生理学や概論を学んでいる段階です。2日間の実習で多くの学びをしたようでした。学びは大きく区分して2点ありました。1点目は「環境」についてです。2点目は「コミュニケーション」についてです。
ディスカッションでは、病床環境を見る視点を患者や家族にまで視点を広げてみていくこと、患者の今だけではなく、過去や未来をみつめて環境を考え調整することなどがあがりました。また、コミュニケーションでは沈黙がどんな意味を持つのか、良い沈黙や悪い沈黙について、情報とは何をさすのかなどが活発に意見交換されました。まだ入学して2か月の学生がこれだけの内容をまとめて意見交換ができたのは素晴らしいと感じました。
この力を成長させ続けたいと思います。